クラフトビール界の聖地アメリカにてIPAの派生スタイル
West Coast IPAがStone Brewingによって造られましたが、どんなビールなのでしょうか
また、IPAの始まりとしては、イギリスからインドへビールを輸送するときに
品質の劣化を防ぐため大量のホップを使用されたことからだが、アメリカでの始まりはどうだったのでしょうか?
豊富な種類のホップを使用
Stone IPAは橙色のビールで、その見た目からも想像出来るほど柑橘系の香りが強く、
タブを開けた瞬間から香りが漂ってきます。
ホップはマグナム・チヌーク・センテニアルなど様々なホップを使用しており、
これが柑橘系やトロピカルな香りそれと苦味を生み出しています。
口に含むと、最初に柑橘系の爽やかな香りが広がり、すぐにホップの強い苦味が感じられます。
しかし、ホップの爽やかな香りとバランスが取れており、後味も心地よいものとなっています。
パンチが効いている苦味ですが、味わいはとても豊かでこれぞ、※IPAって感じですね
※IPA…ビアスタイルの一つ India Pale Aleの略称
缶を見てみると、悪魔?かと思いきや…災いを除ける守り神ガーゴイルだそうで
Stone Brewingのトレードマークして認知されています。
サイト上だとオンスで表記されていますが、12オンスだと約355mlです。
さらに19.2オンス約544mlの缶、瓶どちらもあるようです。
基本情報とBeer Map
- 品目:ビール
- アルコール:6.9%
- 種類:West Coast IPA
- 原材料名:麦芽、ホップ
- IBU(国際苦味単位):71
- 内容量:355ml
- 国:アメリカ
参考までにですが、ヤッホーブルーイングから発売されているインドの青鬼(IPA)のIBUは65
Stone IPA創成期
1996年アメリカの西海岸カリフォルニア州にてStone Brewingが立ち上がります。
その翌年の1997年に創業1周年を記念して作られたのがこのStone IPA
当時アメリカではIPAはあまり馴染みがなく異質とされてきましたが、徐々に人気が出てStone Brewingのフラッグシップとなり、今ではアメリカだけではなく世界で愛されているIPAとなっています。
アメリカ西海岸独自のスタイルのIPAということで、West Coast IPAとも称されています。
従来のIPAのスタイルにはまらない
クラフトビールと呼ぶに相応しいビールですね。
こちらのWest Coast IPAもご覧下さい。
クラフトビール総合オンラインショップ【クラフトビールオンライン】まとめ
・Stone IPAは苦味はとても強いが、香りとのバランスがよく後味も良い。味わいはとても豊かで、中程度のボディ
・1996年にStone Brewingが創設され、その翌年に1周年を記念して造られたのがStone IPA このビールはStone Brewingのフラッグシップで現在では、世界中で愛されています
・Stone IPAはアメリカ西海岸発祥のスタイルのIPAでWest Coast IPAとも言われている。